NHKロボコン大学部門・世界大会

に出場してまいりました

このぺーじは 2000/03/06 18:06:37  に更新されました


マシンの概観

●手動制御マシン

【説明】・・・準備中

●自動制御マシン

・雪かき君

【説明】・・・準備中

・雪だるま君

【説明】・・・準備中

・とびとび君

【説明】・・・準備中

●第1回戦

1回戦はオーストラリアのクィーンズランド大学とでした.

手動マシンで中央の5点標的を倒し,得点.自動マシンで1点標的を倒し,得点.なお全チーム中で,自動マシンが本当に自律して(リモコンではなく)的を倒し得点したのは,うちのこのマシンだけ!!

15対0で電通大の勝ち!!!!!

●第2回戦

2回戦はタイのパトムワン工科大学とでした.

一気にグランドスラムを狙おうとするパトムワンの作戦に対抗するため,自己位置を変えずに的を引き起こせるアーム(チェビシェフリンク)の威力を発揮させる・・・はずでしたが,突如足回りに支障が発生.パトムワンにグランドスラムを達成され,敢え無く敗退.

●おつかれさまでした

●ひとこと(独り言です.あまり気にしないでください)

 テーマは人とロボットの協調.しかるに,このルールだと自動マシンを捨てて,グランドスラムに固執することが,必勝条件となります.確かに番組的,観客的にはグランドスラムが盛り上がることは事実ですが,ロボコンは,「ロボット」の「コンテスト」のはず.では,ロボットとはなんだろうか?人の操縦する特殊用途のための単なる機械のことを指すのであったろうか.もしそうならシャベルカーはロボットである.クレーンもロボットである.電動車椅子もロボットである・・・そんなはずないというのは誰が考えても明らかです.

 近年のロボコンでは(NHKロボコンに限らず),そういった傾向が強い大会が特に多いように思われます.また,論点は違いますが,相手のロボットをわざと壊すような言語道断の大会まであります.よく「面白いからこういう大会でも良い」という話を聞きますが,面白ければ何をやっても良いのでしょうか.本当に大事なものは何かをきちんと見極めるべきです.当然,大会企画側だけが悪いのではありません.ロボット製作側にも,”ロボット製作者”としての信念に基づいた毅然とした態度が必要です.

 話が飛躍してしまいましたが,今回のロボコン,せめて手動ゾーンにボールをおかない,とするだけで自動マシンの存在意義が大きく変わったはずです.それこそロボットと人の協調,がもっと多くのチームのマシンで見られたことでしょう.ロボコンに関わる前述したような現実を嘆くとともに,次回以降のルールに期待します.

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