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人間計測

Last-modified: 2013-07-25 (木) 15:00:00
人間計測グループ

歩行計測

近年,世界各国において高齢化社会が大きなテーマとなってきています.高齢化に伴い,筋力の低下などが原因で歩行機能に障害を持つ人々が増えてきています.また,そのような方々のリハビリや歩行分析を行う為に,従来ではフォースプレートなどの計測装置を利用する必要がありました.しかし,専門施設でなければ計測が行えず,介護施設や一般家庭で歩行の様子による健康状態の確認などが行えませんでした.

そこで,人間計測グループでは,本研究室で開発された網目状触覚センサの特徴の

  • 大面積化が簡単
  • 薄型・軽量
  • 簡易簡便な計測原理

などを活かして,

  • だれでもどこでも簡単に人間の歩行動作を計測するシステムの開発
  • 新たな歩行評価指針の提案

などの研究を行っています.

歩行計測システムによる人間の動作計測に関する研究

計測スーツ

以下に歩行計測用の簡便型床反力センサを示します。 歩行路は長さ2000mm,幅400mm,程度の大きさです。図左側に計測用歩行路を示します。 利用時には,歩行面に数ミリ程度のカーペットを敷き,その上を被験者が歩きます。 センサ回路は,感圧導電ゴムでできた感圧素子を,抵抗を用いたネットワーク構造としたものです。 センサからは,荷重分布中心位置とその総荷重が出力されます。 図左には計測結果を示します。歩幅,歩隔,荷重状態が計測でき, その時間変化から歩行速度等の歩行状態が計測できます。

計測スーツ

次の動画は,歩行計測を行っている様子を示します。床面にセンサを置き,その上からパンチカーペットを被せたものです。 厚さも薄く,センサからの配線はたったの4本のみです。 動画右上には,時々刻々のセンサ出力を示します。

現在準備中です.

下肢キネマティクスと床反力軌跡によるヒトの歩行評価とそのメカニズムの研究

現在準備中です.

下肢計測スーツの開発

計測スーツ

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